sweet.4

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私より全然短い忍さんの髪はすぐに乾き、数分で乾きたての柔らかい髪になった。 少し鼻先で匂いを嗅ぐと、いつものシャンプーのいい匂いがした。 「人にしてもらうのも気持ちいいですね」 「ドライヤーですか?」 「うん。手で梳いてもらうのも気持ちよかった」 私の方を振り向いた忍さんの顔は、今にも寝そうな顔してる。 時計を見ればもう、もう真夜中だ。 眠くなって当たり前かも。 ...興奮しているのは......私だけだ。 忍さんは右腕を上げて後ろにいる私の顔を引き寄せると、軽くちゅっとキスをした。 「乾かしてくれたお礼です」 トロンとした目で私を見つめてキスをしてきたこの人。 私だけ興奮状態がマックスで継続中だ。
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