sweet.4

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忍さんは私には無いけれど、ある人にはある谷間の位置に頬をつけ、動きを止めて少し考えてくれた。 「私も喜怒哀楽はありますから。 何かあれば怒りもしますよ?」 「なんだか...想像できないです...って!やっ!!」 「そう?」 指先で軽く小さな膨らみをツンツンされた。 うー...完全に遊ばれている... 「た、例えば??」 遊ばれているのを頑張って耐えて聞いてみた。 だって気になる。彼がどんなことで怒るのとか知りたい。 「そうですね...例えば...」 「例えば...」 しっかりと手のひらで包み込まれ始めちゃったから、意識が虚ろになってきた。 息遣いが荒いのは私だけってちょっと恥ずかしい。
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