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そんな私達が冷静さを取り戻して落ち着いたのは、時計の針がもう夜中ではなく朝方を指す時間になる頃だった。
うわぁ...久々のオールだ...何年ぶりだろう?
っと息切れで上下に揺れる忍さんの肩越しの天井を見上げて、朦朧とした意識の中で思っていた。
耳の傍で聞こえる荒い息遣いも子守唄に聞こえるほど疲労困憊の私達。
忍さんの背中にしっかりと腕を回して1ミリも離れないように目を閉じた。
そして襲われる睡魔に身を任せて、最高に幸せを感じながら心地よい眠りに着いた...
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