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「……えへへ」
誤魔化す為に笑ってみても忍さんにはきっとバレバレで、顔を見上げると困った様に笑っているだけだった。
「じゃあ、先に食事にしましょうか?
きっとお腹を鳴らせて待っていたんでしょう?」
これもバレてる!
咄嗟にお腹を押さえてしまった。
もしかしたら抱き合っている時、お腹が鳴っていたのかな?
私から腕を離すと、少し肩を震わせた忍さん。
「お、お腹…鳴ってました?!」
「….…いえ、大丈夫ですよ」
やってしまった。
またいつもの自爆だ。
このすぐ騙される性格、何とかしないと…
いろんな意味で顔を赤くしながら忍さんに背中を押してもらい、二人でリビングに向かった。
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