【出会いの香り】

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着席する寸前にオレに 「よぉ。」と言った。 「おぅ。」と返すと、 またイスをコンコン蹴って 結衣が 「知り合い?」と聞いてくる。 「まぁな。」と適当に答えて、 隣をチラリと見ると 香介が 「名前、キリヤマ・・・何?」 「優雨。桐山 ユウ。」 「へぇ~雨なんだな。」 「ん?」 「何でもない。」と言って香介は少し意味ありげに笑った。
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