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灰色世界に白い塔。 薄暗く真暗くなっていく空の下で、僕はその綺麗な木に魅了されてしまっていて。 「すごい」 周囲の灰色砂が細かく動く音。 時計ばかり見ていたせいで、此処がどんな場所なのかすっかり忘れていた。
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