2014/11/06(木)

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また別の日。 私「もしもしー?×山様のお宅でしょうか?○○派遣のピロ子と申します。お世話になっております。」 お母様「え……?ちょっと待ってね……?○○派遣……?メモとるからね……?」 私「あっ、はい。○○派遣のピロ子と申します。」 お母様「えぇと……、○○派遣の……ピロ子さん……ちょっと待ってね、今ね、メモとってるからね……?」 私「あっ、はい。ピロ子です。本日、○子様はいらっしゃいますか?」 お母様「あの……、○子……は、あの。これ……あんまり他の人には言ってないんだけどね……?」 私「はい……?」 お母様「○子はねぇ……、半年くらい連絡もなくて……、最後に電話があったのもお正月すぎの……あの時でね……?」 私「……はい、……はい……。」 お母様「まぁ、○子ももう大人だしねぇ……。私が心配することもないのかもしれないけど……、でもねぇ、半年もケータイとまってるし……連絡もなくて……。」 私「……はい……。」 お母様「警察に言うほどの事でもないと思うんだけど……、でもねぇ……?私は親だから娘が心配でねぇ……。今どこでなにしてるんだか……。」 私「はい……。」 お母様「ねぇ、ピロ子さん、親なら心配しますわよねぇ……?」 私「そうですね……。」 お母様「うちはお父さんももういないし、私も一人で毎日不安で眠れないんですよ……。それでねぇ……?娘あてにかかってくる電話なんかも全部メモして残しておくんですよ……。あの子が帰ってきたら見せないといけませんもんねぇ……?ピロ子さん。」 私「はい……。はい、……そうですね…」 お母様「あれ……?これ……、○子が昔……、○○派遣さんにお世話になったんでしょうかね……?」 私「あっ、そうです。またいいお仕事が入ったので紹介したくお電話しました。」 お母様「あぁ、それはありがたいですねぇ……。○子もまた戻ってきた時によく話しておきますからね……。今これ、全部メモとっておきますからねぇ……。」 私「あ、ありがとうございます……。娘さんがお戻りになりましたらぜひ……」
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