経見談
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経見談
幾つか見えたモノは 見えただけであって 存在した訳ではない それすら理解できず 視野に入る情報群を ただ見る自分を観察 窺い覗いたその事象 それを見る自分すら 他人だと痛感したら 少しだけ稀な作品が 何度目かの幕を開く また静かに見始めた 数多の森羅の万別が 孤高を連ねていたと 再び文字を加えよう
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