世界を嫌う少年

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「あ、君さ…転生したい?」 この一言が俺を変える、最悪の言葉だというのは今はまだ知らない。 「え、嫌だ。」 「あ、因みに拒否権無いから。」 人権無視ですね。つくづくうぜえ。 「ウザいなんて言わないでよ。殆どの人は『異世界ktkr!!』って叫ぶのに…」 「それは俺が殆どの外だからだろ。」 「確かにそれもあるね。」 6対12枚の純白の翼を背中に持っているイケメンは… 「取り合えず殴らせろ。」ヒュン 「危なぁ!?」サッ 「チッ…!」 「何でいきなり殴るのさ!それ舌打ちやめて!」 「何処からか殴れという声が聞こえた。」 「気のせいだよ。で、転生の話だけど…」 こいつは俺に何を求める?全くこいつの意図が読めない。といった表情の絶哉。 対して、興味深そうに絶哉を見るイケメンこと自称神様? 「君に……興味が湧いた。」
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