第三章∇ ギター少年

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    今日は月曜日、   学校だけど行きたくない・・・・・・ 理由はいつもと同じだけど・・・・・・・・ 気晴らしにまた公園に行ってスマイルと遊ぶかな・・・・・・         公園についた。 あっスマイルだ・・・・・・・・ん??   スマイルのところに誰かいる・・・・・・?   あれは男の子・・・?   私と同じ年くらい・・・・・・・・誰だよ・・・・・・・・・手にはギターをもっている・・・・・・     「あんた誰・・?」                 「フーン・・・あんたもスマイルの友達なんだ・・」  驚いた・・・・・この男も前からスマイルを知っていたらしい・・・・・・ この男の名前は久保田欽也(くぼたきんや)というらしい・・・・・・年は私と同じ・・・・・・・・・     「今日月曜でしょ?なんで学校行ってないのよ」   それが一番の疑問だったので思わず聞いてしまった・・・・・・・・・・・   「・・・学校はつまらないから・・・・」   ・・・こいつ私と同じ理由かよ・・・・・・・・おおかたの理由は・・・・・   「いぢめ・・・?」   「・・・あぁ」   やっぱりね・・・・・・・・大抵学校行かないやつの理由ってあたしもそうだけでいぢめが原因なのよね・・・・・・・・・・   「ギター・・・持ってきてるっぽいけど何?あんたギター弾けるの?もしかして弾き語り?」     「そうだよ」   「聞かせてよ」   なんとなく暇だったしこいつのギターと歌の腕前を見たかったので聞いてみた・・・・・・・・   「・・・良いよ」       演奏が始まった・・・・・・・・・・・・   ♪『人生って何でできて  いるのだろう、  俺の人生誰かに縛ら  れるためにあるん  じゃないんだ~』♪   ・・・・・・・・ なんだ?どうした私・・・・・・・自然に・・・・・・・自然に涙が・・・・・・どうしちゃったんだろう・・・・・・・・・なんかしんないけど・・・・・・勝手に涙が・・・・・・・・・   「どうだった?」    「・・・・とっても良い曲・・・・」   「そりゃどうも(笑)」 久保田・・・・欽也・・・・・・
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