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色とりどりの種類の文房具が並んでいる。
文房具コーナーに着くと、俺はゆっくりと見定めをしていた。
最近は新しいものを買っていなかったな... ... 。
特にこだわりはないが、なるべく良いものを使いたい。
「これなんかいいな」
軽くて疲れにくいというキャッチコピーのついたシャーペンを手に取る。
見た目もシンプルで、いかにも使いやすさを重視したものだ。
試し書きをして、その性能が本物だということが分かった。
これにするか。
それ以外に特に目ぼしいものがなかったため、すぐレジに向かい商品を購入する。
「思ったより早く見終わったな」
腕時計で時間を確認すると、ちょうど午後二時を指していた。
冬瑠と別れてからまだ20分も経っていない。
「まあ遅いよりはいいか」
「あの... ... ... 」
「え?」
声のする方を振り返ると、制服姿の女子がソワソワしながら立っていた。
スカートがやけに短い。
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