約束の裏事情4

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「お久しぶりです、主役の村橋武です」 「同じくお久しぶりです、恋人の浦上将志です。急に出番と思ったら高2の夏じゃん、話が過去!」 「そりゃー、世の中が夏に近づいてきたからだろ」 「え、そんな理由?」 「まあそう言うな。出番があるだけありがたいじゃないか」 「もう続き書かないんだろ? 完全に」 「らしいね」 「表に出せない番外編ばっか携帯に書きためてやがんだぜ、やってらんねえし!」 「いわゆる、年齢制限いるやつだな……」 「俺、それ、作者が表に出そうとしたから反抗したんだ。ぜってー見せねえ!! って」 「まあ作者が言うには、このシリーズが比較的閲覧者多いから、お客さん減ってきて寂しいとうちに逃げたくなるらしい」 「うちは全年齢対象だっつーの! いくら読者サービスでも武さんとの夜は見せねえぞ!!」 「将志くん、かわいいから作者に遊ばれるんだよ」 「……ざけんな」 「私、久しぶりで緊張したー。ちなみに作者、タイトルを『きもだめし』にするか『スルメイカ』にするかでギリギリまで悩んだらしいよ」 「え、その二択で?」
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