第1章

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美咲と他愛のない話をしていると、噴水前でなにやら人だかりが。 しかも全て女の子。 何かアイドルとかがいるのだろうか? 『キャー!柊くーん!』 『こっちへお願い!』 『ちょっと邪魔よ!』 人だかりの中心にいるのは、「柊」と言う名の男の子らしい。 はて? そんな人いたっけ? 「相変わらずだねえ、柊君。モテる男って辛い!って言うよね」 「はぁ・・・」 私は必死に、脳内検索で柊君の事を探したが、思いつかない。 なんだか、おかしい。
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