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しかも殺伐とした雰囲気をかもしだしており、早くこの場を退散しないと、女の子達に殺られそうだ。
「美咲。早く教室に行こっか」
「そうだね。なんか後々大変な事になりそうだもんね」
人だかりのところへは行かずに、隅を通って行く。
美咲と歩いていると、そこへーーー
「ーーー柊ー!こっちを向いてーー!!」
いかにも自己主張が強そうな女の子が、こっちに向かって突進してきた!
こ、このままでは、私と美咲があの子の巻き添えに!
「美咲!危ない!」
「キャッ!」
美咲を押して私から離れさせた瞬間に、私にも衝撃がきた。
右を見ると、先程の女の子が。
私は、女の子に押されるまま、人だかりの中に。
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