第1章

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ここは誰の席だろう? その時、教室の扉が開いた。 「ーーーおいーっす、篠宮!相変わらず眠たそうだな!」 「・・・あぁ」 「おはよー!四天王は遅くに登場か?くーっ羨ましいぜ!」 「・・・じゃあ、ポジション代わって」 後ろから静かな声が聞こえた。 振り向くと、そこには今しがた別れたばかりの篠宮君がいた。 ーーー周りにいた女の子達はどうしたんだろう・・・。 「・・・あ」 そんなことを考えていたら、目が合った。 そして私のところにズンズンと歩いてくる。
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