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え、え?
美咲に助けを求めようとしたが、他の子と話していて無理そうだった。
私が挙動不信していると、篠宮君はもう私の目の前にいた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
でも何も話さない。
え、何この沈黙。
とてつもなく辛い。
だ、誰かー!
助けを求めようとしたら、篠宮君の口が開いた。
「・・・おはよう」
「へ?あ、あぁ、おはよう・・・」
「・・・・・・よし」
そう言って席に着く。
ーーー私の隣に。
・・・・何だったんだろう、今の会話。
しかも私の隣の席の方は篠宮君なのか。
何故か私は、驚きよりも納得が上回ってしまった。
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