第1章

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え、え? 美咲に助けを求めようとしたが、他の子と話していて無理そうだった。 私が挙動不信していると、篠宮君はもう私の目の前にいた。 「・・・・・・」 「・・・・・・」 でも何も話さない。 え、何この沈黙。 とてつもなく辛い。 だ、誰かー! 助けを求めようとしたら、篠宮君の口が開いた。 「・・・おはよう」 「へ?あ、あぁ、おはよう・・・」 「・・・・・・よし」 そう言って席に着く。 ーーー私の隣に。 ・・・・何だったんだろう、今の会話。 しかも私の隣の席の方は篠宮君なのか。 何故か私は、驚きよりも納得が上回ってしまった。
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