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「どうしたんだ、篠宮？」
「・・・・・・わからないんだ」
「は？」
「自分でも分からない。なんで柊を見るのか・・・」
そう言いながら、視線を葵に向けると、葵はどうやら勉強を教え終わったらしく、男子と笑顔で話している。
それを見たら、何だかモヤモヤしてきて・・・
「・・・・篠宮には、まだ早いかな」
「・・・何が？」
「いーや。何でもねーよ。しっかし、柊かー。敵は多いぜ」
「そうなのか・・・？」
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