第1章

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*************** 私立聖夜学園。 この学校は、生粋の金持ち学校で、他の高校よりも、偏差値が高く、入学は難しい。 ただ単に、家から近いから、という理由で入ったのは私と友人の美咲ぐらいだろう。 私はここの普通科に通っており、他にも国際科、芸能科がある。 国際科、芸能科共に、金持ち集団の集まりだが、たまに普通科にも金持ちがいる・・・見たことないけど。 いつものように校門をくぐろうとしたら、 「おっはよー!あーちゃん」 背中に強烈なビンタ(多分叩かれただけ)をくらい、倒れそうになった。 「おはよ、美咲。朝から無駄に元気だね」 「あーちゃん、それって褒め言葉?」 幼稚園の頃からの友達、高木美咲。
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