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「それで、わたしに何か恨みでもあるんですか?あ、昼間のことですか?あれは、ワザじゃないんで許してくれませんか?」
「いいよ。許してあげる。」
「本当ですか!?」
思ってもなかった回答に声が大きくなる。
「でも、1つ条件がある。」
「な、なんですか?」
嫌な予感がする。
「俺とゲームすること。」
「ゲームくらいで許してくれるんだった、喜んでしますよ!それで、今からゲームセンターにでもいきますか?」
そんなことで許してくれるなら、ラッキー!!
ゲームの相手って友達いないのかな?
「そういうゲームじゃないんだよね。」
「じゃあ、どんなのですか?」
「ルールは簡単。君が俺のことを好きになったら、俺の勝ち。好きにならなかったら、君の勝ち。期間は2週間。そして、お昼ご飯、通学路は一緒に行動すること。簡単だろ?」
「お断りします!」
なになになに?!
簡単だろ?じゃないし!
思ってたゲームと全然違うんですけど?
「断るってことは君の友達の顔がどうなってもいいってことだよね?」
「うう、、、」
そう来たか、、、、
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