The beginning

10/13
前へ
/14ページ
次へ
「それで、わたしに何か恨みでもあるんですか?あ、昼間のことですか?あれは、ワザじゃないんで許してくれませんか?」 「いいよ。許してあげる。」 「本当ですか!?」 思ってもなかった回答に声が大きくなる。 「でも、1つ条件がある。」 「な、なんですか?」 嫌な予感がする。 「俺とゲームすること。」 「ゲームくらいで許してくれるんだった、喜んでしますよ!それで、今からゲームセンターにでもいきますか?」 そんなことで許してくれるなら、ラッキー!! ゲームの相手って友達いないのかな? 「そういうゲームじゃないんだよね。」 「じゃあ、どんなのですか?」 「ルールは簡単。君が俺のことを好きになったら、俺の勝ち。好きにならなかったら、君の勝ち。期間は2週間。そして、お昼ご飯、通学路は一緒に行動すること。簡単だろ?」 「お断りします!」 なになになに?! 簡単だろ?じゃないし! 思ってたゲームと全然違うんですけど? 「断るってことは君の友達の顔がどうなってもいいってことだよね?」 「うう、、、」 そう来たか、、、、
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加