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｢次の授業なんだっけ？｣
｢日本史だよぉ｣
｢まぢで？めんどくさぁーーー｣
この水川高校に入学してもう半年も経つ。
学校生活にも慣れたわたし達は変わらない毎日に飽き飽きしながら、授業を受けている。
わたし、咲村 美愛(ｻｷﾑﾗ ﾐｱ)は
友達の佐藤 香織(ｻﾄｳ ｶｵﾘ)と市川 唯(ｲﾁｶﾜ ﾕｲ)と一緒に毎日を過ごしていた。
大人っぽく、アッサリとした性格の香織と
可愛らしく小さい唯と
個性的なメンバー。
暇な同じことの繰り返しの毎日でも、
この子たちといると楽しく感じる。
そんなある日の昼休み、、、、
わたし達は渡り廊下で話をしていた。
｢そういえば、この間、駅前にケーキ屋出来たの知ってる？｣
｢そんなの、唯、知らなぁーい！｣
｢さすが、香織。情報通だね！｣
｢まぁね！今から行かない？｣
｢唯、行く行く！！｣
テンションが上がった唯が両手をあげた。
その時に後ろに誰が通り、唯の手がその人物の顔に当たった。
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