The beginning

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「美愛!ありがとぉーーー!」 唯が泣きながら抱きついてきた。 「大丈夫だった?顔、痛かったよね?」 「痛かったし、怖かったよぉ!でも、美愛のおかげで大丈夫!」 「あんたの度胸、見習わないといけないね。それにしてもかっこよかったよ。」 「もう、 必死だったよ!ほんとに殺されるかと思った!」 「香織は唯のこと助けてくれなかったじゃーん!悲しいーーー!」 「ごめんな、、、あたし、あいつと関わりたくないんだ。確かに、顔はいい。けど、性格はクソだ。あんなクソ男、、、」 そういって拳をきつく握る香織。 五十嵐先輩と何かあったのかな? 「香織、大丈夫??」 心配になり、声をかける。 「大丈夫だよ。それよりも、やばいのは美愛だよ?」 「え?わたし?」 「そう!あの五十嵐に目つけたれたんだ。これから、何が起こるかわからないよ?」 五十嵐って、、、 先輩呼び捨て?わら ってそんな場合じゃなくて、 「まぢですか?!」 飽き飽きした毎日がこんな風になるなんて、、、
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