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その日の放課後からわたしは
五十嵐先輩に振り回されるハメになる。
放課後、、、
「よーし!!香織、美愛!!ケーキたべにいくよーーー!!」
授業で死んでた唯は放課後になった途端元気いっぱいでわたし達のところにくる。
「唯はいつも放課後元気になるよね。あたしは、眠いよ。」
香織が机に伏せる。
「何言ってるの?早くいくよ!!甘いものは女の子の栄養素なんだから!!」
「そんなこと言ってるから太るんだよ。」
「食べた分、運動してるから大丈夫なんですぅーー!ねぇ?美愛!」
「そうだね!」
そんな話をしながら、帰り支度をする。
「あ、あの、咲村さん。」
急にクラスの女の子に話しかけられる。
「なに?」
今まで話してないのに、話かけらるなんて、不思議、、、
「あそこで、2年生が呼んでる。」
顔お赤らめながらドアの方を指さす。
その刺された場所を見ると、笑顔で手を降っている五十嵐先輩がいた。
ゾワゾワッ
全身から嫌な汗が出てくる。
唯と香織を見てみると、顔を青ざめている。
「ど、どうしよ?」
「どうするもなにも、唯は無理ぃー!あんな怖い目に合うのはもう嫌だ!!」
「あたしも無理だわ。近づくだけで吐き気が、、、、」
「とりあえず、気づかない振りして帰ってもらおう。」
「気づかないふりなんていい度胸じゃん?」
わたしの背後から声が聞こえる。
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