The beginning

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「こ、こんにちは、、、、何か御用でしょうか?」 教室に入ってこないと思ってたわたしがバカだった。 すぐに教室から出て逃げればよかった。 「ちょっと、君と話がしたいんだよね?だから、一緒に帰らない?」 「遠慮させてもらいます。」 「なんで?」 「放課後は友達と寄り道するんで!」 「友達ってこの子達だよね?君たち、この子借りるね!」 そう言うと半ば強引に腕を掴まれて引っ張られる。 「ち、ちょっと!!離してくださいよ!!」 「いーやー。」 先輩の肩にはちゃっかりとわたしの荷物がぶら下がっている。 いつの間に?! そして、引っ張られたまま、靴箱まで連れてこられた。
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