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「はい!どうも!!」
昨日今日で、待機業務がなくなるわけがない。
おそらく、小栗がいたことで、
私に気を使ってくれたのだろう....。
兄妹水入らず、楽しめという
好意に甘えちゃっていいのかな?
「へえ?男の家に忘れ物?
...ふーん.....」
私の背後から、
先ほどまで
気配を消していた彼の声が響いた。
「え?それはその!」
「ふーーーんんんん、
俺はいつから
お兄さんになったのかな?」
ドアが勢いよくと閉じられて、
その音にびくつかせた。
背に押しやられた私を
見下ろしている。
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