キスフレ2nd Vol.17

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「はい!どうも!!」 昨日今日で、待機業務がなくなるわけがない。 おそらく、小栗がいたことで、 私に気を使ってくれたのだろう....。 兄妹水入らず、楽しめという 好意に甘えちゃっていいのかな? 「へえ?男の家に忘れ物? ...ふーん.....」 私の背後から、 先ほどまで 気配を消していた彼の声が響いた。 「え?それはその!」 「ふーーーんんんん、 俺はいつから お兄さんになったのかな?」 ドアが勢いよくと閉じられて、 その音にびくつかせた。 背に押しやられた私を 見下ろしている。
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