第1章

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……はずだったのに。 「………よっ」 今私の目の前にいるのは、先ほど回想に浸っていた、私の初恋の君―城戸悠人― 私の家のリビングで、私の愛犬と戯れながら、さも自分の家であるかのようにくつろいでいた。 「…城戸くん、何してるの」 「…小太郎とじゃれてた」 幼なじみの城戸悠人とは 相も変わらず腐れ縁、続行中。 社会人2年目の夏。
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