第1章

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俺は朝倉が出て行った扉を眺めながら ため息をつく。 「まったく、勘弁してくれないかねぇ」 俺は、そうつぶやいて 目を閉じる。 いつからだろうか、泣いている彼女を見て 苛立つようになったのは。 いつからだろうか、どうにかして 彼女の笑顔を見たいと思うようになったのは。
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