出会いと幼少期

2/3
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
シオンとの出会いは4年前。 2010年の9月30日でした。もともと、我が家ではハムスターを飼い続けていたのですが姉が突然「モルモットを飼いたい!」と言い出したのがキッカケです。 そんな姉が欲しがったモルモット。 単色のイングリッシュのメス、という希望でした。 私には、ペットショップに勤めている友人がいたため、さっそくメールしました。 友人は、早速業者の方から希望に沿った子を連れてきてもらうよう頼んでくれました。 そして、待ちに待った連絡が! しかし、どうも歯切れが悪い友人。 「えっと……ごめん、1色じゃなくて、額に小さく白い模様のある子が来たんだ……」 との事。姉に確認すると、そのくらいなら許容範囲内だ! という事で、お迎えに行きました。 しかし、いざ対面してみると、額に小さな模様どころか、完全に3色の三毛猫みたいなモルモットちゃんが。 ちょ、お前www完全に斑模様じゃないですか、と思いつつ、結局その子を連れて帰る事に! 普通に売ってある、子モルモットより少し大きいくらいで、引き取り手が今までいなかったのかな? という感じでした。 とは言っても、なんとか片手には乗る大きさ。 更に、ハムスターを見慣れているので、余計大きく感じたのかも? 何はともあれ、こうしてシオンは我が家へとやって来ました。 最初は怯えきって、鳥の巣に引きこもっていたシオン。 モルモットは、懐く個体と懐かない個体の差が激しく、どのくらい懐くかは運次第だと言われていたので、この子は懐かない子かな? と思っていました。 しかし、一緒に過ごすうちに、少しずつ懐いて来たシオン。 次第に、手から餌を食べるようになり、膝の上に乗ってくるように! 半年が経つ頃には、横でお昼寝するくらい、懐いてくれました。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!