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「嘘……そんなわけないじゃん。ウチとあっちーと二人だけのはず……」
「え。いやいやだってそこに」
「いやあぁんあっちー助けてぇ」
ガングロがあっちーに抱きついた。
「……」
「ひどいよカスミ。私ここにいるじゃない」
「アッハッハッハハギャー。冗談だってばマリアナー」
「もうっ……」
マリアナと呼ばれた少女は俯いてしまった。
「マリアナ……」
「あっ、紹介しまぁす。このコがウチの幼稚園からの大親友の毬亜奈。で、ウチが佳住でえーす。こっちがウチの彼氏のあっちーこと敦史です」
「毬亜奈……マ●ファナみたいな名前っすね……」
「えぇ。なんか言いましたぁ」
「いえ、何も。お気になさらず」
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