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「あんたは何なの」
今度は佳住は渚のバニーガールの変態こと四谷に矛先を向けた。
「あ、申し遅れました。僕は刑事の四谷といいます。こちらの一ノ宮英人さんは僕の上司です」
「いかにも、ボクが上司の一ノ宮ですが」
突然英人は偉そうにふんぞり返った。さっきまで女子高生にびびっていたくせにだ。
「そんなことより英人さん、事件を解決しましょうよ。かっこつけてる場合じゃないですよ」
「なっ、多聞君、君……」
「そうだよ一ノ宮、つかなんで刑事よりやる気あんすかこの人」
「呼び捨てかい」
英人は佳住に突っ込んだ。
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