孤独な僕と歓迎する人

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『カーカー』 カラハの声だけがいつも聴こえる 僕はびびって中々踏み出せない 《おまえ行って来い!! これは村長命令だ!!!》 と脳内にいまだ再現してしまう 森を行きたくないのに、歩いてます それで一時的に森を抜けて川のとおりを歩こうとしてます ふと川を見続けると何か流れていました 「え……!?」 慌てて助けますが相手が重いのか自身の握力がないから簡単に引き上げられない 「は…」 息が上がりながら、陸にあげました 久々に力を出した 何故かこんなことになるなんて 近くにある茂みからからガサゴソとそれと同時に 「…ゴホッ」 苦しそうに咳をしてる 当たり前なんだけど生きてることに安心する
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