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「ここは……森？ あ」
しばらく安心していたら、相手が立ち上がった
心の底で水知らない方には接しないように逃げるつもりが、出来なくなった
また、村のようになるのが恐ろしいことを思い出して相手がいるのに蹲りそうになったが、
「もしかして助けてくれたのか？」
僕は驚いて飛び上がったかもしれない
「う…ん…」
相手の勢いに釣られてしまい返事をする
「ありがとう」
感謝されたことに戸惑う
なんて言い返せば良いのか迷っていると
「俺の名前は……晃 嘉吉瀬 晃だ
で、あんたの名前はなんだ？」
「篠澤 優です……」
恐る恐るいうと予想に反して
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