第1章

4/11
前へ
/11ページ
次へ
そんな世の中に飲み込まれている彼、卯月慧は人生の終わりを感じていた。 同じ大学を卒業したある人はある有名な会社に入社し、会社のために働いているという。 またほかの人は自分で会社を作り、社長となって働いているという。 そんな華やかな仲間とは無縁のように、彼は何もできないまま今を生きていた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加