801人が本棚に入れています
本棚に追加
「そんなに昔の自分を卑下しないでよ」
「ははっ、あの頃の弱かった俺を誇れと?」
一人では何一つ成し遂げれず、エルーやマキナ達の足を引っ張ってた俺を?
無理だろ。
「…確かにあの頃のていとは弱かったかもだけど、サポーターとしては優秀だったと思うよ?」
「ああ、ソレは俺の誇るべき部分だ」
良い意味でサポーター、悪い意味で他力本願。
自分で出来ない事は他人にやらせてた。
だって自分じゃできないんだもの。
他人にやってもらうしかないじゃん。
「…良く考えたら昔に比べて大分変わったよね」
「ん~、まあ」
「魔物だろうが妖怪だろうが…今のていとの方が好き」
「俺は昔のショコラの方が良かったなー」
「なんだとー!確かに昔の方が良く夜這いして…はっ!」
しまった!とショコラは自分の口を両手で塞ぐ。
最初のコメントを投稿しよう!