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「ヴゥモ!!」
「ははっ、俺の剣とどっちが…」
向かって来る俺を迎撃するようにさっきコンクリの床を打ち砕いたパンチを放つ。
そして突然変異体のパンチと俺の剣がぶつかった。
「ヴゥモオオオ!!!」
「どうやら俺の方が上だったようだな」
突然変異体の拳を半分に斬り裂き、指を全て斬り落とす。
「ほらほら、今の内に部屋から出た出た」
「え?あの…!」
「きゃっ!だ、一人で歩ける!」
「手助け無用だ…くそっ!」
痛みに耐え切れず手を振り回してるスキに女生徒を回収して部屋の外に追い出した。
「ようし、コレで気兼ねなく戦えるな」
さっきまでは女の子を気にしながらだったし。
「グ…!ブ…!ヴぅ…!グヴォオオ!!」
「おお、本気モード突入か?」
ひときわ大きく吠えるとさっきぶった斬った手が変化している。
蹄のような形になっていて心なしか硬質化してるような…
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