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「むかつく?ムカつく?」
「ああムカつくねぇ」
首を傾げて聞いてくる突然変異体の左腕も斬り飛ばす。
「ははは!ムカつくか!そうかそうか!ムカつくのか!」
「両腕無いくせに相手を逆撫でさせてんじゃねえよ」
「そうかそうか!」
突然変異体は高笑いしながら俺の剣を避ける。
「ならば…こんなのはどうだろうか?」
「うわ…無駄に会話になりやがった」
ボコボコ…!と突然変異体の傷口から両腕が生えてきた。
「ははは!再生能力すげぇ!俺っち最強!」
「いったい何キャラだよ」
「チート?コレがチートってやつか!?ははっ!」
まるで精神が何かに乗っ取られたように笑い続ける。
「うっぜ」
今度は俺の剣を避ける様子も見せずに横真っ二つに斬られた。
「やっべ、今のは死ぬかと思った!でも回復してるぜ!俺っちマジ最強!」
倒れた上半身の切断面からボコボコ…!と下半身が再生する。
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