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「ああ…めんどうだ…次の一撃で決めるか」
「くはは!俺っちは不死鳥のごとく何度でも蘇るぜ!」
俺は剣を鞘に納めて少し腰を落とす。
「そうか…ならコレをくれてやる、七転抜刀」
「ムダムダ……!?」
「おいおい…!」
あり得ねえ、俺の七転抜刀が最初の3回も避けられた…だと?
結局残りの4回を避けきれずに斬られたとは言え、確実に剣を見切ってた…
この短時間で急激に進化し過ぎだろ!
サッサと決めねぇとマジで負けるかもしれん。
今までガード出来た奴はいたが、見切って避けた奴なんて一体たりともいなかったのに…!
「くはっ!ヤバい!ヤバいって…!」
突然変異体の再生が始まるや否や俺は七転抜刀で斬り裂く。
「はは…!」
「まだ死なんか…結構しぶといな」
どうやら頭から再生するらしい事を知った俺は、再生する度に剣で頭を突き刺す。
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