狼牙とBLACK 副長現る

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待て 今狼牙つったか? ……大陸一番の暴走族だっけな。 俺のいるBLACKが二番らしい。 『何の用だ?』 神崎?はニコニコ笑ってるままだ。 神崎「目障りなんだよね 君も 君の族も。」 殺気だった瞳が俺を見据えてる。 『目障りなら 潰せばいいだろう? 相手になるぜ?』 俺はバイクを下りた。 神崎「やだなぁ 喧嘩っ早くて。 晟ちゃんみたいだ。 僕は消えてって言ってるだけじゃない。」 『俺には潰すって聞こえるぜ?』 俺は近づく。 神崎は怯まない。 相変わらず笑ってやがる …ふざけやがって。 神崎「君 耳鼻科行ったら? 消えてって言ってるのに。」 ブゥンッ ?!…殴り掛かったが 神崎が消えた。 後ろか? 素早く振り返ってもいない。 神崎「下。」 ん? 声に反射して下を向くと 屈んだだけの神崎が居た。 神崎「喧嘩は避けたいの。 君も総長ならわかるでしょ? 狼牙とBLACK あとすこしで抗争じゃない。 それを避ける為に 僕は君に言いにきたんだから。」 『抗争なんかしるかよ。 勝手にやれってんだ。』 神崎「へぇ 族が滅ぼうが君には関係ないんだ。」 ニタァと口元に指をあて笑う神崎。
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