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狼牙とBLACK 特攻隊長 頭脳現る
霧島「…破壊神、お前…なんで、そんなに喧嘩がしたいんだ?
穏便に済ませる。
物足りないかもしれないが
今は一番得策だと、は思うんだが。
なんで
お前はそんなに煽る?」
『帰れ。
喧嘩もしねぇ奴なら目障りだ。』
海籐「喧嘩だけが全てじゃねぇだろ。」
『…帰れ…。』
俺は学寮に向かって歩き出した。
喧嘩だけが全てなんだよ。
俺には…それしか…ないんだよ。
『…お前らにはわかるわけねぇよ。』
小声で言ったその言葉は虚しく俺の心に響いた。
海籐「…あいつ、ひとりぼっちなだけじゃん。」
霧島「……そうだな。
破壊に依存してる時点で
俺達とは合わないだろ…
零亜にはそう報告しよう。
独断で動いたんだ…それ位報告しないと
怒られる。」
海籐「零亜なら
あいつを救えるかもよ?」
霧島「救いを求めてない奴を
零亜は救わない。」
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