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不思議なことに、このソーシャルエンタテイメント部のスタッフは、10名が皆女性だった。 このことに映子は興味を覚えた。 女性ばかりの開発チーム。 しかも、ソーシャルエンタテイメント部だけは現在の会社の移転前のビルにそのまま残り、本社ビルから状況が分かりにくいという特殊なロケーションにあった。 会社の収益の大部分を稼ぎ出す集団。 一体どうなっているのだろう。 そんなところにOJTの募集が回ってきた。 映子は、迷わずソーシャルエンタテイメント部をOJT先に選んだのだった。
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