16章 フライパンに古木のしゃもじ

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16章 フライパンに古木のしゃもじ

母が料理上手だったので 料理道具は そろってる。 フライパンは 鉄と加工(テフロン マーブル)いろいろ。 鉄のフライパンは もうこびりつかない一生物。でも重い。 加工フライパンは 軽いが 傷つきやすい。少し有害。 加工がはがれると 買い替え。 だから 混ぜ棒も 鉄とシリコンいろいろあり、使い分け面倒。 それが 木のしゃもじなら 両方いける。 それも 母が使いこなした すり減って黒ずんだやつは 鍋に最適の形に変形。木なら無害。一生使える。 捨てようとした 古い汚いしゃもじが良いなんて・・・ 木で使えないのは「長寿」と書いたしゃもじ。 焦がすのも何だし・・・飾るしか能がない。 捨てたいのは おしゃれしか能のない料理道具。
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