告白

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 社長の言葉にその場が騒然とする。そんな社員達を尻目に、冴島社長は私と秘書の永瀬さんを従えエレベータに乗り込む。 「…社長、いきなりこんな事…大丈夫なんですか?」    私は心配になり、社長の瞳を覗き込む。社長は眉一つ動かさず、あまりに冷静な顔で答える。 「問題ない。お前が心配する必要はない」
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