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ただ そんな事を考えながら
今日も中庭をながめる
呼び出さられるハルを待つ僕の日課だ
窓の外では案の定ハルへの告白
僕のクラスからはハルの顔が良く見えるからつい見てしまうんだ
「今日も懲りずに…何が楽しくて告白現場みてるわけ?」
「わっ…ソウマ…」
肩への急な重みで振り返ると
クラスで話せる唯一の友達が中庭を見ていた
あまりの顔の近さにドギマギしながら
「意味なんか…ないよ」
そう答えたけど
本当の意味は別にある
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