夢と現実

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「よくも飽きずに…」 そう呟いてソウマは僕の前に腰掛けた 僕に何か用があるなら話せばいいのに 何も言わずにただ僕を見る 「…」 ソウマの考えが全く掴めないから とりあえず笑ってみた そんな時にちょうど教室に入ってきたハルに目がいった 「なに…してたんだ?」 僕がソウマに笑いかけた事に対してなのか 中庭に面する窓の前で座っている事に対してなのか どちらに対しても 上手い理由が見つからず 視線を泳がせていたら 「別に…」 と言ってソウマが出て行った
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