プロローグ

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中学生になった頃には 僕の身長はゆうに越していて 相変わらずどんどんかっこよくなっていって 彼女がいないことは一度もなくなった 一緒に帰ることも遊ぶことも減っていったけど 僕と話す時はいつも嬉しそうに笑ってるから 僕のことが大切なのかもしれないなんて思ってしまうんだ そんなハルは簡単に僕を突き放す ハルのせいで泣いたのはもう数えきれないのに 性懲りもなく僕は ハルを想い続けているんだ
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