《第3部・第1章》

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次の日…また1週間が始まる。憂鬱だけどこの1週間の木曜日は祝日で、私的にはホッとする休みになりそう。 マクドの一件はクラス中が→見ていたり・話を聞いて一部始終知っているようで、私を見てヒソヒソ話をしている(>_<)逃げない!と決めたけど何か居心地が悪い空気みたいで、私は耳を両手でふさいだ。 隣街にも高校はあるけどバスを乗り継いでの通学は、乗り気になれない。隣の隣街にもあるけど素行が悪いらしく私的には無理な話。他の高校は遠くなるから寮にはいらなければいけなくなる。友達は出来るかもしれないけど、寮に入ってしまえばマンションのみんなとあまり会えなくなる。 それはすごく寂しくなる。 私は何も悪い事はしていないから…前を、しっかり前を向かなくては… だけど嫌な放課後がきた。私は手早く帰り支度をして漫研に行こうと席を立った。 『強い味方がついてるから、あたしらの事はお構い無しなのぉ~?』 目だちめ女子ぃ~(>_<)! 【逃げるの?】逃げない! 私はカバンを握りしめ『部活に行くのよ』と言うのが精一杯だった。 『掃除さえ代わってくれたら良いだけじゃん、意地悪ねぇ』 『今は悪質な事件もイジメも多いって話じゃん』 1年女子トイレ、私はまた頼まれ掃除をしている。 私は逃げないんじゃなかったの!?涙が落ちて…モップを握りしめた。 強くなりたいのに… 松本さんみたいに強くなりたいのに… 漫研の部活、アイディアを紙にダラダラと書くけど上の空で顧問の先生が心配し教室を出る前に『大丈夫か?辛くないか?』と気づかう言葉に『はい』と返事をするのが精一杯だった。 【あなたよく泣くわねぇ】たしかに本当かもしれない。 私は薄暗い中バスを待ち帰途に着いた、長い長い1日だった。
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