第4話 皐月に香るは恋のストーム(2)

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「身内だけって言っても、お祝いごとにお花は大事よ!今日は未華子が主役なんだから!それに、少人数の方がいいじゃない、しっかりたっぷりお話も出来るし……」 「そうですよね……ありがとうございます!それじゃ……中に案内するんで、どうぞ!」 「ねぇ、未華子。席が選べるんだったら、私あの表紙の男の子の隣がいいんだけど……そこら辺はどうなってるの?」 「あぁ……別に、席は決めてないんですけど……。じゃぁ、彼が隣に来るようにしますね!」 「ありがと!私、とっても彼に興味があるのよね~今度フィンランドに行こうかなって思ってたところだし、ちょっと運命感じちゃったの!」 「じゃぁ、お話きっとはずみますよね!すぐに彼も来ますから、先に座って待ってましょ」
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