55人が本棚に入れています
本棚に追加
その日の夜、ようやくミカからメールが入った。
内容は、週末、三神の里の予約をお願いするもの。付き合う前となんら何も変わっていない上に、その予約はミカ一人ではなく、アルベルトと未華子も一緒だった。更に、行き帰りも4人になることが書いてあった。
あれ、やっぱり夢だったのかな?
あの日、ミカが言ってたことは、私も酔っ払って聞き間違えたのかもしれないし、ミカも酔っ払っていて、思ってないことを言ってしまったのかもしれない。
そう思う方が、しっくりくるように感じた。
ただ、もらった箸置きのことを思うと、そうじゃないようにも思えるのだが。
そして、また4人で三神の里に向かうことになった。
最初のコメントを投稿しよう!