第五話 久方ぶりの恋愛はJUNEで紫陽花な味がする(1)

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あぁ~どうしよう……。  恋と友情、どっちを取るのと言われても、ぶっちゃけどっちも大事だ。 しかも、未華子は大学から続く唯一の独身の友だ。 未華子と疎遠になってしまったら、私は、この独身の寂しい時間を一体誰と過ごせばいいのだろう……。 「結婚を前提に……」  そう言ってくれたミカの言葉が急に頭に浮かんだけれども……
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