第三話

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「行ったな・・・さて、ポイントまでまだ少し時間があるな。今の内に何か聞きたいことはあるか?」 空に飛び立ったなのは達がガジェッドⅡ型の殲滅に向かうのをヘリ内から見届けた後、キャロの緊張をほぐすためか、当麻はそうスバル達に言う。 「あ。じゃあ、私から・・・上条一等陸尉はなのはさん達と親しいそうですが、ぶっちゃけ付き合いはどれぐらいなんですか?」 そんな当麻に対し、スバルが手を上げながらそう尋ねる。 「そうだな・・・『特務部隊 SHINOBI』の奴らも含めて全員、もう十年くらいになるな・・・」 「十年!?長いですね・・・」 「確か上条一等陸尉が入局したのは八年前だったから・・・上条一等陸尉は入局する前からなのはさん達と親交があったんですか?」 当麻が言った『十年』という単語にエリオがそう驚きの声を上げるなか、今度はティアナがそう当麻に尋ねた・・・
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