第三話

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(あぁ~、そう来たか・・・) 「あ!!それは私も気になるですぅ!!」 「お。俺も気になるなぁ・・・同期の初めての“戦い”がどんなのか・・・」 エリオからの質問に対し、当麻がそう思っているなか、リィンとヴァイスの二人もそう言う。 因みに、当麻とヴァイスの二人は八年前、ほぼ同時期に入局した同期だったりしている。 「・・・今ならインデックスもいないか・・・」 「「「「「「?」」」」」」 「わかった。話しはするが、その前に言っておきたいことがある。」 「なんですか?」 「「「「「?」」」」」 突然、改まってそう言う当麻に対し、ティアナを始めとするその場にいた全員が首を傾げる。 「・・・俺には十六歳の頃の七月二十八日以前の記憶がないんだ・・・」 そんなティアナ達に対し、当麻は真剣な表情でそう言った・・・
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